タルとは日本語で樽のことです。かつて日本酒は、杉の樽で熟成・貯蔵・輸送されていた。そのため、かつての酒は常にこの樽の木の香りがしていた。しかし、杉樽は高価で大量生産に向かないため、時代とともに樽酒は市場から姿を消した。1964年、長菱酒造は懐かしい香りを求めてこのたる酒を復活させ、現在も伝統的な製法を守り続けている。
吉野杉の爽やかな香りが特徴の本格的なお酒です。樽から酒を抜き、この香りがピークに達した時点で瓶詰めすることで、最適な状態で楽しむことができます。