日本酒部門「本醸造」のすべて|SUSHIYA sansaro

Honjōzō & Tokubetsu Honjōzō

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日本酒は、価格帯も品質もさまざまなものがあります。品質を見分けるには、以下の点に注目するとよいでしょう。 日本酒のカテゴリー を知ることができます。本醸造」とは、「純粋に醸造された」という意味で、2種類ある高級酒のうちの1つです。

本醸造酒はどのような基準を満たしているのですか?

本醸造では、米の重量の10%まではアルコールの添加が認められています。アルコールを添加しない純米酒などと比べると、本醸造の手法は本物ではないように思えます。

この名前は、"real "がプレミアムではない日本酒と区別する役割を果たしていることを知っていれば、よりよく説明できます。

この醸造用アルコールは、もろみを搾る前に加えることで、米の粒子から風味を引き出すことを目的としています。これにより、香りが表現され、より香り高く、かつ軽やかでマイルドな飲みやすいお酒になります。

使用する米の規定最低精米量は70 %。つまり、米粒の30個の%を磨かなければならないのです。

本醸造酒はどんな味ですか?

醸造アルコール自体がドライなので、出来上がったお酒もドライな味わいになります。

本醸造の魅力は、お米の味を引き立てながらも、後味がさっぱりしていることです。普段使いにぴったりのお酒です。料理との相性としては、オールラウンダーでもありますが、特に魚介類との相性は抜群です。

一般的に本醸造は、6~8℃の冷たい状態か、20℃前後の常温で食べるのが良いとされています。6~8℃では、より鮮明でさわやかな、クリーンでピュアな味わいが楽しめます。

また、本醸造は、50℃以上の熱燗を飲みたいときにもおすすめです。熱々の状態で提供されても、その香りと風味はあまり失われません。

冷たいものでも熱いものでも、温度が保てるように磁器や陶器の小さな酒器で飲むのがベストです。

特別本醸造酒はどのような基準を満たしていますか?

本城蔵と同じように 特別純米特別な方法で醸造された酒は、ラベルに「特別本醸造」と表示されます。そのため、「特別本醸造」は、より手間をかけたり、特別な原料を使用した、より品質の高い本醸造酒となります。

しかし、この特殊な醸造方法には明確な定義がなく、各醸造所の判断に委ねられています。

代表的なものに「低温長時間発酵」(長期低温発酵)や「木の道具で押す」などがあります。

また、有機栽培の米のみを使用した場合や、山田錦などの100 %の酒米を使用した場合には、特別な醸造方法が認められます。

特別本醸造」と呼ばれるためには、なぜ「特別」なのかをラベルで示す必要があります。ラベルを見れば(読めればいいのですが...)、その蔵元がどんな工夫をしているのかがわかり、お酒選びの参考になります。